2月のビジネス連続セミナーは、「電子書籍を語るのは「これっきり」にしよう!」
と題して、米出版エージェントの大原ケイ氏に講演して頂きます。

この講演は、先月東京で日本の出版業界の方々が一同に集まったセミナー
の再講演です。

電子書籍元年が明けた2011年。もういつまでもぐずぐずと電子書籍
に対する取り組みを語るだけの時期は終わらなければなりません。

新たに浮かび上がる問題は何か、リーマンショック以降の不況から
持ち直したのか、アメリカの最新情報を伝えるとともに、ようやく
スタート地点に立った日本の電子書籍市場にはどんな展望が見えて
いるのか、どこが落とし穴となっていくのかを語ります。

講師は、講談社やランダムハウスなど、長年日米の出版業界に携わる、
辛口コメンテーターとして有名な大原ケイ氏です。

大原氏は、帰国子女として長年のアメリカ生活の他、フランクフルト
やロンドンのブックフェアにも参加し、欧米の書籍マーケットを
つぶさに見てきました。

また、本業では海外作品の日本語版にする版権業務や日本の著書・著作
を欧米の出版社に売り込んできています。

その大原氏が昨年『ルポ 電子書籍大国アメリカ』を上梓し、
業界内外で話題を呼びました。
その中で紹介されたEブック市場は2011年をどのように迎えたのでしょうか。

・グーグルEブックがインディ書店と手を組んだ!?
・アップルが提示したエージェンシーモデルの落とし穴
・「やってはいけない」電子書籍化
・新刊書がますます売れなくなる?
・日本で報道されないEブック業界事情
・それでも紙の本が良いと言うのなら
・Eブック2.0 電子書籍は更に進化する

セミナーのあとは講師を囲んでミニ懇談会を行います。

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日時:2月23日(水)午後7時~午後9時
場所:日系人会会館 15 W. 44 St. 11 Fl.(bet. 5 & 6 Aves.)
講演費: 25ドル(会員)、30ドル(一般)
後援:NPO法人JaNet
詳細やお申込み: http://igyoshu.com/seminar/index.htm
過去の講師: http://amedori.exblog.jp/14599942/
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