11月15日に行われた第126回NY異業種交流会は、NYでファッションとEコマースの分野で起業を果たし、事業を拡大されている若手女性起業家の矢野莉恵さんをお迎えした。

NYの有名ブロガーをはじめとしたファッションオピニオンらを束ね、「クローゼットを公開する」をコンセプトにこれまでに無かったラグジュアリーファッションの二次流通の仕組みを実現し、ウォールストリートジャーナルやFOXなどでも注目されている。

父親の仕事の都合により数々の国で生活をした後、日本の大学を卒業。三菱商事入社し駐在したニューヨークで、自分だけでは何も出来ないことに気付き不安だったと話す彼女だが、それがハーバード大にMBA留学するきっかけとなり、現在のビジネスパートナーとの出会いにも繋がった。

それだけではなく、研究旅行で訪れたイスラエルで感じたハングリー精神や、卒業後に就職したコーチ本社での経験が生んだ現在のビジネス。
そんな彼女の心構えは、「恐れないこと。リスクをとっても死にはしない!」そう断言する矢野さんに、満員の会場が頷いた。

恒例の自己紹介コーナーでは、為替教育やファッションビジネスを行っている若手のアピールが目立った。
今回はファッション関係者や、これから企業を考える方々が数多く集まり、参加者同士の交流が多く見受けられる会となった。