私たちFJMNのメンバーは来週の9/19 (月)富士フイルムの「WONDER PHOTO SHOP」のニューヨーク店を訪問させて頂きます。
当日は、「デジタルカメラのマーケティング/サプライチェーン」をテーマにFUJIFILM North America Corporation の事業概要を伺える事になりました。さて、富士フイルムと聞いて、皆さんは何の会社だと思いますか?
日本でもブームになっているチェキのInsdex、最近また人気になっている使い捨てカメラの写ルンです、といった写真フィルムのイメージがあると思います。実際にニューヨーク5番街にあるUrban Outfittersには、入り口付近で富士フイルム商品がずらりと並んでいました。
しかし、東証株式市場での業種としては「化学」に分類されています。
実際に調べてみると富士フイルムには、3つの柱がありました。
イメージングソリューション (デジカメ、フィルム、イメージング事業)
ドキュメントソリューション(富士ゼロックス事業)
インフォメーションソリューション (医療、ヘルス)(http://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/solution/)
また日本ではテレビCMで、富士フイルムが化粧品を展開しているのをご覧になり驚かれた方も多いのではないでしょうか?
実は写真フィルムの半分は、肌の主成分と同じコラーゲンで出来ているんです。
新規参入するために富士フイルム分野の最先端研究を化粧品に活かす、富士フイルムだからこそできる技術としてコラーゲンに注目したのです。
(https://www.youtube.com/watch?v=kvOdwe9Xi_k)
さて、今回富士フイルムがこのようにニューヨークの一等地に直営店鋪を展開するその「目的」は何なのか私たちFJMNで考えました。
普段の生活、旅行先で皆さんがスマートフォンで写真を撮りデータで保存するのが当たり前になっている中、「現像」するという行為にどうすれば結びつくのか。
直営店鋪は前述した柱の中の1番目、イメージングソリューションにあたり、その中でも1番の売り上げを持っているイメージング事業(例えば印刷、プリンターなど)の売上げを更にあげることが目標なのではないかと仮説しています。
(文責:十朱胤豪&小松洸来)