11月のビジネス連続セミナーは好評第2弾として「電子書籍の時代に本を出すには」と題してNY在住の出版エージェントの大原ケイ氏に講演をして頂きます。
電子書籍の普及によって海外居住者にとって一番の朗報は、もっと気軽に日本語の本が読めるようになること。また同時に、個人が出版社に頼らずに情報を発信する、すなわち本を出せるようになることです。
世界に飛び出していった日本人が同胞に向けて発信する情報はこれからも必要となっていくでしょう。
本を書きたい、伝えたい情報がある、そんな場合どこにどう持ち込めばいいのか? いっそのこと自費出版にした方が儲かるのではないか。あるいは自分で訳してみたい本がみつかった時など、どういう手続きを踏めば実現するのか?
一方でアメリカ人にこそ読んで欲しい本がある場合はどうすればいいのか? 翻訳はどうすればいいのか?
日本とアメリカの出版界では、書き手を発掘するプロセスはだいぶ違います。日本では「新人文学賞」という名の下に版元が直接原稿を募集する場がいくつもありますが、アメリカの出版社は直接送りつけられた原稿は原則として読みません。リテラリー・エージェントの存在があるからです。
ではどうやって、エージェントを見つければいいのか? 書き上げた原稿はどうすれば本になるのか、電子書籍として自費出版するにはどうすればいいのか? そんな疑問にお答えします。
講師は講談社やランダムハウスなど、長年日米の出版業界に携わり、近著では「電子書籍大国アメリカ」をアスキー新書より上梓しております。
セミナー内容例
*日本で米国で、日本語や英語の本を出したい時はどうすればいいのか?
*電子書籍で自費出版は「あり」?
*日米出版業界はどこがどうちがうのか?
*海外にいて日本で本を出すことはできるのか?
セミナーのあとは講師を囲んでミニ懇談会を行います。
日時:11月22日(月)7時から9時まで
場所:日系人会会館 15 W. 44 St. 11 Fl.(bet. 5 & 6 Aves.)
講演費: 会員 $25、一般 $30
後援:NPO法人JaNet
詳細やお申込み: http://igyoshu.com/seminar/index.htm